「Rubyエンジニアの年収はいくら？」
「Rubyエンジニアの年収は高い？低い？」
「Rubyエンジニアで年収を上げるには？」
このように、Rubyエンジニアの年収について疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
結論、Rubyエンジニアの年収は600〜800万円が相場です。
ただし雇用形態・スキル・働く企業などによって大きく異なります。
具体的には、会社員の場合600〜800万円、アルバイト・パートの場合は250〜300万円、フリーランスの場合は800万円ほどが相場です。
| 雇用形態 | 年収 |
|---|---|
| 会社員 | 600〜700万円 |
| アルバイト・パート | 250〜300万円前後 |
| フリーランス | 800万円前後 |
とは言え、上記の年収はあくまで相場であり、Rubyエンジニアとして年収を上げる方法も存在します。
今回の記事では、Rubyエンジニアの年収を詳しく解説するとともに、具体的な年収アップ方法、フリーランス向けの求人例も紹介します。
年収アップが目指せるフリーランスのRubyエンジニア向け求人
Rubyエンジニアで年収を上げる方法が理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。
- Rubyエンジニアの年収は600〜800万円が相場
- 年収は雇用形態によって大きく異なる
- 年収1000万円以上も目指せる
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ITエンジニアの平均年収はいくら？職種別の違いや年収アップするためのポイントを解説
Rubyとは日本人が開発したオブジェクト指向のプログラミング言語
Rubyは、日本人のまつもとゆきひろ氏によって1995年に開発されたプログラミング言語です。
オブジェクト指向の言語で、シンプルかつ直感的にコードを書けるという特徴があります。
特にWeb開発において強力なツールとなり、現在でも多くのプロジェクトで使用されている言語です。
RubyとRuby on Railsの違い
RubyとRuby on Railsは混同されがちですが、実際には異なる概念です。
Rubyはプログラミング言語そのもので、アプリケーションの基礎的なコードを書くためのツールです。
一方、Ruby on RailsはRubyで作られたWebアプリケーションフレームワークで、Web開発を効率化するために設計されています。
| Ruby | プログラミング言語そのもので、アプリケーションの基礎的なコードを書くためのツール |
| Ruby on Rails | Rubyで作られたWebアプリケーションフレームワーク。Web開発を効率化するために設計されている |
Ruby on Railsはデータベース管理やページ生成、APIとの連携など、多くの機能を簡単に実装できるため、Rubyと一緒に使われることが多いです。
Rubyエンジニアの年収は600〜800万円
Rubyエンジニアの平均年収は、600万円〜800万円です。
月給に換算すると、約50万円〜70万円前後となります。
| 平均年収 | 600万円〜800万円 |
| 月給 | 約50万円〜70万円前後 |
年収に幅がある理由は、経験年数、雇用形態、スキルレベル、所属する企業の規模や業界による違いです。
具体的には、経験が浅いエンジニアや中小企業に勤める場合は年収が600万円以下になることが多い一方、豊富な実務経験や企業規模が大きい企業へ勤めるエンジニアの場合は年収800万円を超えるケースも多いです。
Rubyエンジニアの年収は他のエンジニア職と同水準〜やや高め
Rubyエンジニアの600〜800万円という平均年収は、他のエンジニア職と比較すると同水準〜やや高めです。
| 職種 | 平均年収 |
|---|---|
| Rubyエンジニア | 600〜800万円 |
| 機械学習エンジニア（AIエンジニア） | 558,3万円（※1） |
| Javaエンジニア | 500〜600万円 |
| PHPエンジニア | 500〜600万円 |
| SE（システムエンジニア） | 684.9万円(※) |
| クラウドエンジニア | 475万円 |
※2厚生労働省jobtag「システムエンジニア」
ただし先述したようにRubyエンジニアの平均年収は、スキル、雇用形態、企業規模などによっても大きく異なります。
特に雇用形態別で見ると、Rubyエンジニアの平均年収の幅は広いことが確認できます。
次の章ではRubyエンジニアの平均年収を会社員、アルバイト・パート、フリーランス別で紹介します。
なおフォスターフリーランスでは、フリーランスのRubyエンジニア（フリーランス向け）の高単価案件もご紹介可能です。
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Rubyエンジニアの年収【雇用形態別】
Rubyエンジニアの年収は、雇用形態によっても大きく異なります。
具体的には、会社員は600〜700万円、アルバイト・パートは250〜300万円前後、フリーランスは800万円前後が相場です。
以下は、雇用形態別のRubyエンジニアの平均年収を比較した表です。
| 雇用形態 | 年収 |
|---|---|
| 会社員 | 600〜700万円 |
| アルバイト・パート | 250〜300万円前後 |
| フリーランス | 800万円前後 |
以下では、雇用形態別のルビーエンジニアの平均年収を詳しく紹介していきます。
会社員Rubyエンジニアの平均年収は600〜700万円
会社員として働くPHPエンジニアの平均年収は、600〜700万円ほどです。
ただしRubyエンジニアの年収は、経験やスキルによっても平均年収は大きく異なります。
具体的には、20代や新卒社員、未経験者の年収は300万円〜400万円程度、30代は500万円〜600万円前後、40代以降や管理職になると700万円〜800万円以上になることが一般的です。
| 対象 | 平均年収 |
|---|---|
| 20代・新卒・未経験者 | 300〜400万円前後 |
| 30代 | 500〜600万円前後 |
| 40代・50代・管理職 | 700〜800万円以上 |
なお国税庁「令和４年分民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均年収458万円です。
そのため、日本の給与所得者全体と比較するとRubyエンジニアの年収は比較的高めと言えます。
| 対象 | 平均年収 |
|---|---|
| 会社員Rubyエンジニア | 600〜700万円 |
| 日本の給与所得者 | 458万円 |
アルバイト・パートのRubyエンジニアの平均年収は250〜300万円前後
アルバイト・パートのRubyエンジニアの平均年収は、250〜300万円前後です。
月給換算すると約20万円〜25万円、時給換算では約1,500円〜2,000円ほどとなります。
| 平均年収 | 250〜300万円前後 |
| 時給 | 1,500円〜2,000円 |
ちなみに国税局「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、正社員以外の平均年収は198万円となっています。
そのため、アルバイト・パートとして働くRubyエンジニアの平均年収も比較的高めと言えます。
| 対象 | 平均年収 |
|---|---|
| Rubyエンジニア | 250〜300万円前後 |
| 正社員以外の給与所得者 | 198万円※ |
フリーランスのRubyエンジニアの平均年収は800万円前後
フリーランスの平均年収は、800万円前後です。
実際に当サイトが運営するITエンジニア向けエージェント「フォスターフリーランス」で掲載されているRubyエンジニア向け求人の平均単価は60〜70万円前後です。
| 平均年収 | 800万円前後 |
| 月単価 | 60〜70万円前後※ |
なおフリーランス協会「フリーランス白書2019」によると、IT・エンジニア系フリーランスで最も多い年収レンジは400〜600万円未満、次いで200〜400万円未満となっています。
そのため、フリーランスのRubyエンジニアの年収も比較的高めと言えます。
出典元：フリーランス協会「フリーランス白書2019」
フォスターフリーランスでは、年収1000万円も目指せるRubyエンジニア向け案件の取り扱いもあるため、ぜひ以下からチェックしてみてください。
フリーランスプログラマーの年収相場は500万円〜700万円！収入アップのコツも紹介
Rubyエンジニアが年収を上げるために必要な知識・スキル
Rubyエンジニアで年収を上げるためには、いくつか必要な知識・スキルがあります。
特に、「 フロントエンドスキル」「コミュニケーションスキル」「 ITインフラに関する知識」は必須です。
以下で詳しく解説します。
フロントエンドスキル
Rubyエンジニアが年収を上げるために必要な知識・スキル1つ目は、「フロントエンドスキル」です。
-
ユーザーが直接操作するWebサイトやアプリケーションの見た目や動きを担当する部分
フロントエンドスキルがあることで、Rubyエンジニアはバックエンドだけでなく、Web全体の開発ができるようになり、より多くのプロジェクトに関わるチャンスが増えます。
また転職時や、フリーランス独立後の受注できる案件の幅が増え、結果的に年収アップが目指せるのです。
そのため、Rubyエンジニアが年収を上げるためには、フロントエンドスキルが必須と言えます。
コミュニケーションスキル
Rubyエンジニアが年収を上げるために必要な知識・スキル2つ目は、「 コミュニケーションスキル」です。
エンジニアとしての技術力が高くても、クライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーションができないと、スムーズにプロジェクトを進められないからです。
なおここでのコミュニケーションスキルとは、単なる会話力ではなく、「正確に聞く・正確に伝える・ニーズを引き出す」スキルです。
-
エンジニアに必要なコミュニケーションスキルは、単なる会話力ではなく、「正確に聞く・正確に伝える・ニーズを引き出す」スキル
「正確に聞く・正確に伝える・ニーズを引き出す」があることで、チーム内の調整やトラブルを未然に防げます。
そのため、Rubyエンジニアが年収を上げるためには、コミュニケーションスキルが必須なのです。
ITインフラに関する知識
Rubyエンジニアが年収を上げるために必要な知識・スキル3つ目は、「 ITインフラに関する知識」です。
Webアプリケーションの構築や運用において、サーバーやネットワーク、データベースなどのITインフラの理解は不可欠です。ITインフラの知識があることで、システム全体を俯瞰し、効率的に開発やトラブルシューティングを行えるようになります。
また、クラウド技術の普及により、AWSやGCPなどのインフラサービスの活用が求められることが増えています。これらITインフラの技術に精通することで、幅広い案件に対応できるエンジニアとして評価され、結果的に年収アップにつながるのです。
そのため、Rubyエンジニアが年収を上げるためには、ITインフラに関する知識が必要不可欠と言えるでしょう。
Rubyエンジニアで年収を上げる方法
Rubyエンジニアで年収を上げる方法としては、以下の3つがおすすめです。
以下で詳しく解説します。
年収の高い企業へ転職する
Rubyエンジニアで年収を上げる方法1つ目は、「年収の高い企業へ転職する」です。
一定のスキルがある方であれば、転職するだけで年収が数十万円ほど上がるケースがあるからです。
実際に人材業界大手マイナビが行った調査「転職動向調査2024年版(2023年実績)」を見ると、転職前後の年収は約20万円前後上がっていることがわかります。
出典元：マイナビ「転職動向調査2024年版(2023年実績)」
そのため、年収アップを目指すRubyエンジニアの方は転職を検討してみましょう。
資格を取得する
Rubyエンジニアで年収を上げる方法2つ目は、「資格を取得する」です。
資格を取得することで、以下のメリットがあります。
- 知識・スキルの証明ができる
- 資格手当てがもらえる
資格は、エンジニアとしての知識・スキルを客観的に証明できます。特に未経験者やキャリアアップを目指すエンジニアには有利に働きます。
また企業によっては資格手当てがもらえるケースがあるため、年収アップにも効果的です。
なおRubyエンジニアにおすすめの資格はいくつかあるものの、特にRuby技術者認定試験がおすすめです。
Ruby技術者認定試験
Ruby技術者認定試験は、一般財団法人Ruby Associationが認定する資格です。
Rubyに関する知識や技術を証明できます。
試験は「Silver」と「Gold」の2つのレベルに分かれており、Silverは基本的なRubyの文法や構造の理解が求められ、Goldは実践的な技術や開発経験が問われます。
資格を取得することで、実務経験が少ないエンジニアでもスキルを客観的に証明できるため、キャリアアップや年収アップのチャンスが広がるでしょう。
| 種類 | ・Silver ・Gold |
| 問題数 | 50問 (選択式) |
| 合格基準 | 75% |
| 試験範囲 | 【Silver】 ・文法 ・組み込みライブラリ ・オブジェクト指向 【Gold】 ・実行環境 ・文法 ・オブジェクト指向 ・メタプログラミング ・組み込みライブラリ ・標準添付ライブラリ |
| 試験方法 | CBT方式 |
| 受験日 | 随時開催 （祝日・年末年始休業を除く） |
| 試験時間 | 90分 |
| 受験料 | 一般価格：16,500円 (税込) ※学割価格：8,250円 (税込) |
フリーランス独立する
Rubyエンジニアで年収を上げる方法3つ目は、「 フリーランス独立する」です。
企業に所属していると、年収はある程度決められています。
一方でフリーランスになると、複数のプロジェクトを同時に受けたり、単価の高い案件を選んだりすることで、収入の上限を自分でコントロールできるため、結果的に年収アップにつながるのです。
-
フリーランスは、案件・案件数・仕事量などが自分で決められるから、会社員よりも年収を上げやすい
もちろん安定した収入を得るためには、営業力や自己管理能力が必要になるため、全ての人がフリーランス独立に適しているわけではありません。
とは言え、会社員と比較すると年収はあげやすいため、一定以上のスキルがある方はフリーランス独立も検討してみましょう。
なお以下では、当サイトが運営する「フォスターフリーランス」で掲載中のRubyエンジニア向け求人を紹介します。
年収アップが目指せるフリーランスのRubyエンジニア向け求人
ここからは、当サイトが運営するITエンジニア向けーエージェント「フォスターフリーランス」で掲載されているフリーランスのRubyエンジニア向けの求人を紹介します。
求人例①：顧客分析サービスのバックエンドエンジニア募集
顧客分析サービス（自社サービス）の機能追加、開発・運用までのシステム開発業務全般に携わる案件です。
求人詳細は、以下の通りです。
| 案件単価（月） | 80～100万円 |
| 言語 | ・Webサーバサイド ・Ruby |
| 必須スキル・経験 | ・Ruby, Ruby on Rails経験3.5年以上 ・テックリードなどのご経験 |
| 歓迎するスキル・経験 | ・JavaScriptフレームワークを使用した開発経験（React(Next.js), Vue.js, Angular） ・GitHubを用いたチーム開発経験 ・各種クラウドサービス（AWS、GCP、Azureなど）を用いたアプリケーション開発経験 ・インフラエンジニアリングに携わった経験 ・アジャイル開発手法を取り入れたチームの参画経験 |
| 稼動日数 | 週5日 |
| 就業時間 | – |
| リモート詳細 | フルリモート |
| 勤務地 | 東京都,品川区 |
求人例②：TypeScript / Ruby 教育関連システム開発
教育関連の顧客向けシステムの設計〜開発作業案件です。
求人詳細は、以下の通りです。
| 案件単価（月） | 65～75万円 |
| 言語 | ・Webサーバサイド ・Webフロントエンド ・Webフルスタック ・Ruby ・xx.js ・TypeScript ・AWS |
| 必須スキル・経験 | ・Vueかtypescriptでのフロント開発経験 ・RubyonRails経験 3年以上 ・API、バッチ開発の業務経験 ・SQL、各種ドキュメント作成経験 ・AWS経験 ・アジャイル開発経験 |
| 歓迎するスキル・経験 | ・Nuxt.jsTypescript等でのフロント開発経験 |
| 稼動日数 | 週5日 |
| 就業時間 | – |
| リモート詳細 | 初日のみオンサイト（遠方からのご参画も歓迎） |
| 勤務地 | 東京都,千代田区 |
求人例③：物流プラットフォームの開発・運用案件
運送手配サービスや物流DXシステムを展開している企業にて、一般貨物の物流プラットフォームの開発〜運用を行う案件です。
求人詳細は、以下の通りです。
| 案件単価（月） | 70～100万円 |
| 言語 | ・Webサーバサイド ・Ruby |
| 必須スキル・経験 | ・Rubyを用いたWEB開発経験 ・Ruby on RailsなどのMVCフレームワークを用いた開発経験 3年以上 ・Gitを利用したチーム開発経験 ・要件定義やステークホルダーとの調整などの経験 |
| 歓迎するスキル・経験 | ・レガシーコードのマイクロサービス化やREST API連携が伴うシステム開発経験 ・ペアプログラミング開発経験 ・テスト駆動開発経験 ・データベース設計の経験 ・AWSなどのクラウドコンピューティングの利用経験 ・プロジェクトのマネジメント経験 |
| 稼動日数 | 週5日 |
| 就業時間 | – |
| リモート詳細 | 週1～月1程度の出社あり |
| 勤務地 | 東京都,中央区 |
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| 満足度 | 90％以上 |
| 就業開始 | 最短3日 |
Rubyエンジニアと年収に関するよくある質問
ここからは、Rubyエンジニアと年収に関するよくある質問を紹介します。
Rubyエンジニアの平均年収はどのくらい？
Rubyエンジニアの平均年収は雇用形態によっても大きく異なるものの、600万円〜800万円ほどです。
具体的には会社員の年収は600万円前後、フリーランスエンジニアの場合は800万円以上を目指すことも可能です。
経験やスキルによって大きく変動しますが、高単価案件を受注できるスキルがあれば、年収1000万円以上も狙えます。
Rubyエンジニアで年収1000万円は目指せる？
Rubyエンジニアは、年収1000万円も目指せる職種です。
会社員・アルバイト・パートでは厳しい傾向があるものの、フリーランスの場合は年収1000万円以上稼ぐ Rubyエンジニアも多いです。
Rubyエンジニアは将来性がある職種？
Rubyエンジニアは将来性のある職種です。
Rubyは特にWeb開発やスタートアップ企業で人気が高く、フレームワークであるRuby on Railsは多くの企業に採用されています。
また、エンジニアの需要が高いため、今後もスキルを磨き続けることで安定した収入を得られるでしょう。
Rubyエンジニアの年収まとめ
Rubyエンジニアの年収は、600〜800万円ほどが相場です。
具体的には会社員として働く場合、平均年収は600〜700万円、フリーランスになると平均800万円以上も目指せます。
Rubyエンジニアの年収は、他のエンジニア職と比べて比較的高水準です。
とは言え、現時点の年収をさらにあげたいという方は、フロントエンドスキルやITインフラに関する知識、さらにコミュニケーションスキルが重要です。加えて、年収の高い企業への転職やフリーランスとして独立するなど、キャリアプランを見直すことで、年収アップを目指せます。
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