「AWS案件の単価相場は？」
「AWS案件は未経験でも稼げる？」
「フリーランスのAWSエンジニアの年収は？」
このように、AWS案件と単価に関する疑問を持っているエンジニアの方も多いのではないでしょうか。
結論、AWS案件全体の単価は60〜80万円ほどが相場です。
ただし、受注できる案件単価は「経験年数」によって大きく異なります。
具体的には、経験年数が増えるごとにスキル・知識レベルも上がっていくことから、単価も上がっていくことが一般的です。
| 経験年数 | 単価相場 |
|---|---|
| 未経験・初心者 | 10〜20万円 |
| 実務経験1年〜3年 | 30～60万円前後 |
| 実務経験3〜5年以上 | 70万円〜80万円前後 |
また上記の単価はあくまで相場であり、安定的に高単価な案件を受注していくためにはスキルアップはもちろん、案件の探し方もこだわる必要があります。
そこで今回の記事では、経験年数別のAWS案件の単価相場を詳しく解説するとともに、雇用形態別（フリーランス・正社員）の年収、案件の探し方、高単価案件で求められることを紹介します。
高単価なAWS案件を受注し、年収アップを目指すエンジニアの方はぜひ最後までご覧ください。
なお高単価なフリーランス向けのAWS案件を探すのであれば、当サイトが運営するフリーランスエージェント「フォスターフリーランス」の利用がおすすめです。
フォスターフリーランスでは、お一人おひとりのご希望に合うAWS案件をご紹介いたします。
「単価100万円越え」「フルリモート」といった案件もご紹介可能なため、以下からチェックしてみてください。
フリーランスプログラマーの年収は？会社員・他職種との収入差を紹介
AWS案件の単価表【2024年最新相場】
フリーランスのAWS案件の単価は、60〜80万円ほどが相場です。
実際に、当サイトが運営する「フォスターフリーランス」で掲載中のAWS案件も60〜80万円ほどです。
| 単価相場 | |
|---|---|
| AWS案件全体 | 60〜80万円 |
| AWS案件（フォスターフリーランス） | 60〜80万円 |
ただしプログラミング案件は実務経験年数が重視されることが一般的であり、AWS案件も例外ではありません。
経験年数別のAWS案件の単価相場は、以下の通りです。
| 経験年数 | 単価相場 |
|---|---|
| 未経験・初心者 | 10〜20万円 |
| 実務経験1年〜3年 | 30～60万円前後 |
| 実務経験3〜5年以上 | 70万円〜80万円前後 |
以下では、経験年数別のAWS案件の単価を詳しく解説します。
未経験・初心者の単価は10〜20万円
未経験・初心者の場合のAWS案件の単価相場は、10〜20万円ほどです。
そもそも先述したように、プログラミング案件では実務経験が重視されるため、未経験・初心者向けの案件は少なめです。
また未経験者でも挑戦できる案件を見てみると、簡単な作業やサポート業務が主な仕事内容となっていることから、単価も低めに設定されています。
| 単価相場 | |
|---|---|
| 未経験・初心者 | 10〜20万円 |
実務経験者（1年〜3年）の単価は30～60万円前後
実務経験が1〜3年の場合のAWS案件の単価相場は、30～60万円前後です。
実務経験が1〜5年ほどになると、インフラ構築やAWSのサービスを活用したプロジェクトの一部を任されることが増え、少し難易度の高いタスクに対応できます。
難易度が高いことから単価も高くなっており、経験を積み上げていくことでさらに高単価な案件にも挑戦できるようになります。
| 単価相場 | |
|---|---|
| 実務経験1年〜5年 | 30～60万円前後 |
実務経験者（3年〜5年以上）の単価は70〜80万円前後
実務経験が3年〜5年以上の場合のAWS案件の単価相場は、70〜80万円前後です。
3〜5年以上の実務経験者になると、基本的なAWSのスキルに加えて、設計や運用の自動化、セキュリティ強化、システム間の統合や最適化といった高度な技術が求められる案件にも挑戦できます。
特に企業のインフラをクラウドへ移行する際の設計やコンサルティングの役割を担うことが多く、責任の重いプロジェクトを任されることが増える一方で、単価は高めです。
また、プロジェクトマネジメントのスキルや、クライアントとの調整力、複数のステークホルダーとの連携が求められるため、技術スキルとコミュニケーション能力の両方が重要となります。
AWS以外のスキルも兼ね備えることで、より高単価な案件を受注するチャンスが増えるでしょう。
| 単価相場 | |
|---|---|
| 実務経験3年〜5年 | 70〜80万円前後 |
フリーランスのクラウドエンジニアの平均年収は約800万円！年収1000万円以上を目指す方法も紹介
AWS案件の単価相場は低い？高い？
「AWSは他言語と比べて単価が低い？高い？」と疑問に感じる方もいるかもしれませんが、AWS案件は他言語と比較しても同水準〜やや高めです。
以下では、AWS案件の単価相場と、他言語の単価相場を比較します。
AWS案件の単価相場は他言語と比べても同水準〜やや高め
AWS案件の単価相場は、他言語と比較しても同水準〜やや高めです。
以下は、実際に「フォスターフリーランス」で掲載中のAWS案件と、他言語の案件の単価を比較した表です。
| 言語 | 単価相場 |
|---|---|
| AWS案件 | 60〜80万円 |
| Go言語案件 | 60〜80万円 |
| JavaScript案件 | 60〜70万円 |
| Ruby案件 | 60〜70万円 |
| PHP案件 | 60〜70万円 |
| Java案件 | 60〜70万円 |
| HTML/CSS案件案件 | 50〜60万円 |
| Kotlin案件 | 70〜80万円 |
| Swift案件 | 60〜70万円 |
| Python案件 | 60〜80万円 |
| C言語案件 | 60〜70万円 |
| C++案件 | 50〜60万円 |
| C#案件 | 60〜80万円 |
上記表を見てもわかるように、AWS案件の単価は他言語の案件と比較しても遜色がありません。
クラウドサービスの需要が高まる中で、AWSエンジニアの需要は高く、結果として単価も安定して高い水準を保っています。
特に、AWSはクラウドインフラの設計や運用、セキュリティや自動化など、複雑かつ専門的なスキルを必要とするプロジェクトが多いため、経験を積んだエンジニアには非常に有利な市場となっています。
そのため、AWS案件は高単価を狙いやすく、長期的に安定した収入を得ることが可能です。
AWSエンジニアの年収相場【フリーランス・正社員別】
AWSエンジニアの年収は、雇用形態によって大きく異なります。
具体的には、フリーランスの場合は800〜1000万円、正社員の場合は600万円前後が相場です。
| 就業形態 | 年収相場 |
|---|---|
| フリーランス | 800〜1000万円 |
| 正社員 | 600万円前後 |
以下で詳しく解説します。
フリーランスの年収は800〜1000万円
フリーランスのAWSエンジニアの年収は、800〜1000万円ほどが相場です。
月額単価に換算すると、約70〜80万円ほどになります。
フリーランスは「案件」「仕事量」が自由に選べるため、努力次第で大幅に稼ぎやすい点が特徴的です。
ただし先述したように、受注できる案件単価は経験年数によって異なるため、年収も異なります。
具体的には、以下の通りです。
| 経験年数 | 平均年収 |
|---|---|
| AWSエンジニア全体 | 800〜1000万円 |
| 未経験・初心者 | 200万円前後 |
| 実務経験1年〜3年 | 360〜700万円前後 |
| 実務経験3〜5年 | 700〜1000万円前後 |
なおAWSエンジニア以外にも言えることですが、正社員として数年間実務経験を積んだのちにフリーランス独立することが一般的です。
そのため、フリーランスのAWSエンジニアの年収相場800〜1000万円は、ある程度の実務経験がある人の年収が中心となっているため、比較的高くなっています。
正社員の年収は600万円前後
正社員のAWSエンジニアの年収は、600万円前後が相場です。
実際に求人検索サイト「indeed」によると、日本における正社員のAWSエンジニアの平均基本給は504,981円となっています。（以下参照）
出典元：indeed「日本でのAWSエンジニアの給与」
年収換算すると、約600万円ほどになります。（ボーナスなしの場合）
フリーランスに比べると年収は低い傾向にありますが、安定した給与と福利厚生が大きな魅力です。
またPMや、リーダーポジションに就くことで、さらに高い年収が目指せます。
ITエンジニアの平均年収はいくら？職種別の違いや年収アップするためのポイントを解説
AWS案件の種類
AWS案件にはさまざまな種類がありますが、特に需要が高いのはクラウドシステムの設計、Webアプリケーション開発、リプレイスといった分野です。
AWSは多くの企業で採用されており、クラウドインフラの構築や運用を担当するエンジニアに高い需要が集まっています。
案件の種類によって必要なスキルや経験が異なり、それに応じて単価も変動します。
クラウドシステムの設計
AWSを活用したクラウドシステムの設計は、高単価案件が多い分野の一つです。
クラウド環境でインフラを構築し、企業の業務を支えるシステム全体を設計する役割を担います。
AWSに関する幅広い知識に加え、セキュリティやネットワークの専門知識も求められるため、エンジニアとしての経験が重要となります。
そのため、高度なスキルが必要とされる分、この分野では報酬も比較的高めに設定されることが多いです。
クラウドエンジニアとは？仕事内容や年収・なるための方法を解説
Webアプリケーション開発
AWSを基盤としたWebアプリケーション開発案件も多いです。
特に、ECサイトやサービス系のアプリケーション開発において、AWSを活用する企業が増えています。
Webアプリケーション開発案件は、AWS上でのアプリケーション開発経験に加えて、プログラミング言語やフレームワークに精通していることが求められます。
また、クラウドの柔軟性を活かし、スケーラブルなアプリケーションを開発できるエンジニアが高く評価され、単価も高くなる傾向があります。
リプレイス
リプレイス案件では、オンプレミス環境からAWSへの移行作業が中心となります。
主に既存システムをクラウドに移行するための知識や、実務経験が必要とされることが多いです。
また、移行の過程ではシステム全体の設計や構成を見直す必要があるため、設計スキルやトラブルシューティングの能力も求められます。
システムの規模が大きいプロジェクトでは高単価になることが多く、AWSエンジニアとしてのスキルを発揮できる絶好の機会です。
AWS案件の探し方
AWS案件の探し方はいくつかあるものの、主に「クラウドワークス」「直営業」「フリーランスエージェント」の3つが主流です。
それぞれのメリット・デメリット・おすすめの人は、以下の表の通りです。
| メリット | デメリット | おすすめな人 | |
|---|---|---|---|
| クラウドソーシングサイト | 未経験者・初心者向けの案件が多い | ・競争率が高い ・手数料がかかる ・単価が低い | ・未経験者 ・初心者 |
| 直営業 | ・手数料がかからない ・自分の得意分野に絞って営業できる | ・営業力が必要 ・提案力が必要 ・営業先探しが必要 ・トラブルになったら自分で対処が必要 | ・中級者以上 |
| フリーランスエージェント | ・高単価案件が豊富 ・案件を紹介してもらえるから営業に使う時間が短縮できる ・サポート体制が手厚い | ・手数料がかかる場合がある ・未経験者向けの案件はほぼ無い ・副業案件が少ない | ・中級者以上 |
以下では、それぞれの方法について詳しく解説します。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトは、案件を発注したい企業とエンジニアが直接マッチングできるプラットフォームです。
有名なサイトには「クラウドワークス」や「ランサーズ」などがあり、AWS案件も多く掲載されています。
最大のメリットは、初心者でも挑戦できる案件が豊富な点です。
単価は低いものの、実績が積めるため、初心者の方はまずはクラウドソーシングサイトから挑戦しましょう。
| メリット | 未経験者・初心者向けの案件が多い |
| デメリット | ・競争率が高い ・手数料がかかる ・単価が低い |
| おすすめな人 | ・未経験者 ・初心者 |
クラウドソーシングサービスを利用する際に知っておくべき注意点
直営業
直営業は、エンジニア自身が企業やクライアントに直接営業を行い、案件を獲得する方法です。
最大のメリットは、手数料がかからない点です。
手数料がかからないため、契約した金額がそのまま収入となります。
また信頼関係を築ければ、継続的な依頼も期待できます。
ただし自分で営業先を探す必要があるうえに、営業力・提案力も必要なため、難易度は高めな点に注意しましょう。
| メリット | ・手数料がかからない ・自分の得意分野に絞って営業できる |
| デメリット | ・営業力が必要 ・提案力が必要 ・営業先探しが必要 ・トラブルになったら自分で対処が必要 |
| おすすめな人 | ・中級者以上 |
フリーランスエージェント
フリーランスエージェントは、エンジニアに代わって案件を紹介してくれる仲介サービスです。
最大のメリットは、自分で営業する必要がない点と、高単価案件が豊富な点です。
フリーランスエージェントは登録するだけで、自分に合う案件を紹介してもらえるため、営業先を探す必要がないうえに、営業・契約のサポートもしてくれます。
また高単価案件が豊富なため、年収アップを目指すAWSエンジニアにも最適です。
手数料が発生するフリーランスエージェントがあるものの、多くのメリットがあるため、最もおすすめのAWS案件の探し方です。
| メリット | ・高単価案件が豊富 ・案件を紹介してもらえるから営業に使う時間が短縮できる ・サポート体制が手厚い |
| デメリット | ・手数料がかかる場合がある ・未経験者向けの案件はほぼ無い ・副業案件が少ない |
| おすすめな人 | ・中級者以上 |
フリーランスエージェントの使い方を紹介！事前準備から登録後の動きまで徹底解説
高単価なAWS案件を受注するために必要なこと
AWS案件で高単価を目指すためには、専門知識や技術力が重要です。
特に、以下の3つの分野でのスキルが求められることが多いです。
以下で詳しく解説します。
サーバー・ミドルウェアに関する知識
AWSを利用したクラウドシステムの構築には、サーバーやミドルウェアに関する深い知識が必要です。
なぜならシステムの安定性、パフォーマンス、セキュリティを確保するために必要不可欠であり、エンジニアのスキルがシステム全体の品質に大きく影響するからです。
特に、AWSのクラウド環境ではオンデマンドでリソースを利用するため、適切なサーバー設定やミドルウェアの管理がパフォーマンスやコスト削減に直結します。
具体的には、Linuxベースのサーバー管理が基本となります。Linux環境でのファイルシステム管理、権限設定、パフォーマンス監視などが含まれます。
また、データベースミドルウェア（MySQLやPostgreSQLなど）の運用知識も重要です。効率的なクエリの設計やバックアップの運用、データベースのパフォーマンスチューニングができれば、システム全体の信頼性と速度を向上させることが可能です。
サーバー・ミドルウェアに関する知識レベルが高いと、システムの安定稼働やパフォーマンス改善に貢献できるため、高単価な案件に結びつく可能性が高まります。
CIツールに関する知識
高単価なAWS案件を受注するためには、CIツールに関する知識も必須です。
CIツールは開発の自動化と効率化を実現し、品質の高いソフトウェアを迅速に提供するための重要な手段だからです。
AWS環境においても、CIツールを利用することで、コードのビルド、テスト、デプロイまでのプロセスを自動化し、ミスや手間を減らすことが可能になります。
具体的には、JenkinsやCircleCI、AWS CodePipelineなどのツールが使われます。
コードがコミットされるたびに自動でテストとビルドが行われ、エラーを早期に発見可能です。
クライアントにとって高い価値を提供できるため、CIツールに関する深い知識があるエンジニアは高単価案件を受注しやすいです。
ソリューションに関する知識
高単価なAWS案件を受注するためには、ソリューションに関する知識も必須です。
AWSは単なるクラウドサービスではなく、幅広いソリューションを提供するプラットフォームであり、クライアントのニーズに合わせた最適な設計・構築を行うことが求められるからです。
具体的には、以下を活用して、サーバーレスアーキテクチャの設計やデータの効率的な管理を行う知識が求められます。
- AWS Lambda
- Amazon S3
- Amazon RDS
また、Amazon EC2を用いた仮想マシンの管理や、Amazon VPCを活用したネットワーク設計に関する知識も重要です。
AWSの多彩なサービスを理解し、適切に活用できることで、クライアントに最適な解決策を提案できるエンジニアは、単価の良い案件も受注しやすくなります。
単価アップにつながるAWSエンジニアのキャリアパス
AWSエンジニアとしてキャリアを積む中で、さらに単価アップを目指す場合、以下がおすすめです。
以下で詳しく解説します。
プロジェクトリーダー（PL）
プロジェクトリーダー（PL）は、プロジェクト全体の進行を管理する役割を担います。
AWSを利用したシステム開発においては、チームを率い、要件定義から納品までの全プロセスを統括することが主な仕事内容です。
技術的なスキルだけでなく、スケジュール管理やリソースの調整、チームのモチベーション管理なども重要なスキルです。
技術以外のスキルも必要になるため、その文単価も大幅に上がります。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、クライアントのビジネス課題を理解し、最適なAWSソリューションを提案することが仕事内容です。
技術面での知識に加え、ビジネス視点からのアプローチが求められ、コスト削減や効率化を実現するための提案力が必要になります。
AWSの豊富な経験を活かして、クライアントのニーズに合った最適なアーキテクチャを提案できるエンジニアは、単価が高くなる傾向があります。
また、ITコンサルタントとしての経験を積むことで、より大規模なプロジェクトや長期案件を受注できる機会が増えます。
AWSエンジニアの将来性は高い
AWSエンジニアの将来性は高いです。
その理由は、企業のクラウド利用が増加していること、AWSが市場で高いシェアを維持しているからです。
以下で詳しく解説します。
企業のクラウド利用が増加しているから
AWSエンジニアの将来性は高い理由1つ目は、「企業のクラウド利用が増加しているから」です。
実際に総務省「令和3年情報通信白書のポイント」によると、企業のクラウド利用率が年々増していることがわかります。（以下参照）
出典元：総務省「令和3年情報通信白書のポイント」
上記画像からもわかるように、多くの企業がクラウドへの移行を進めており、増加傾向は今後も続くことが予測されています。
またJUAS（一般社団法人 日本情報システムユーザー協会）の調査によると、「IT予算を増加させた」と回答した企業は45.5％と高くなっており、クラウドの利用拡大があると考えられています。
クラウドを導入することで運用コストを抑えながらも、迅速にITインフラを構築できるという利点があることから、多くの企業がクラウドサービスへの移行を行っているのです。
以下でも解説しますが、AWSは特に人気があり、柔軟なスケーラビリティが評価されているため、AWSエンジニアの需要も比例して増加しています。
AWSのシェア率が高いから
AWSエンジニアの将来性は高い理由2つ目は、「AWSのシェア率が高いから」です。
実際にCanalys社（海外の市場調査企業）のクラウドサービスに関する調査によると、AWSのシェア率は32%で業界トップであることがわかります。（以下参照）
出典元：Canalys Newsroom – Worldwide cloud service spend to grow by 23% in 2023 Canalys
AWSはクラウド業界の中でもトップであるため、AWSエンジニアの将来性も期待できると言えます。
AWS案件の求人例【フォスターフリーランスで掲載中】
| 案件数 | 5,000件以上(非公開求人含む) |
| AWS案件のみの案件数 | 211件（非公開求人除く）※ |
| 最高単価 | 230万円/月 |
| 就業 | 最短3日 |
| 高単価案件 | ◯ |
| フルリモート案件 | ◯ |
| 手数料 | なし |
| ITエンジニアの満足度 | 90％ |
| 登録者数 | 22,000人 |
| 運営 | 1996年11月〜 |
| 運営会社 | 株式会社フォスターネット |
ここからは、当サイトが運営するITエンジニア向けエージェント「フォスターフリーランス」で掲載されているフリーランス向けのAWS案件を3つ紹介します。
※2024年12月時点で掲載中のKotlin案件から抜粋しています。
案件例①：ECサイト リニューアルプロジェクト
ECサイトのフロント・インフラのEOL対応によるリニューアル案件です。
案件の詳細は、以下の通りです。
| 案件単価（月） | 100～130万円 |
| 言語 | ・上流SE(要件/設計) ・Java ・AWS |
| 必須スキル・経験 | ・基盤更改および移行計画策定経験 ・Javaでの設計、開発経験 ・RFP作成経験 |
| 歓迎するスキル・経験 | – |
| 稼動日数 | 週5日 |
| 就業時間 | – |
| リモート詳細 | オンサイト |
| 勤務地 | 東京都,中央区 |
さらに詳しい案件の詳細は、以下から確認できます。
案件例②：BtoB向けWebサイト構築
BtoBポータルサイトを構築する案件です。
案件の詳細は、以下の通りです。
| 案件単価（月） | 50～70万円 |
| 言語 | ・クラウドエンジニア ・AWS |
| 必須スキル・経験 | ・AWSの基礎知識（ECS、RDS、ElastiCache、Lambda、WAF、API Gateway、CloudFront、SES、SQS等） ・AWSのネットワークの基本的な理解 ・AWSのPaaSサービスを利用した設計・構築経験（3年以上） ・AWSの構築自動化経験 ・仕様書、手順書、クライアント向け説明資料等のドキュメント作成スキル |
| 歓迎するスキル・経験 | ・システム構築、運用経験が2～3年程度ある方 ・Linuxの設計/運用保守経験 ・コンテナの設計/運用保守経験 |
| 稼動日数 | 週5日 |
| 就業時間 | – |
| リモート詳細 | 週2日リモート、残りはオンサイト |
| 勤務地 | 東京都,豊島区 |
さらに詳しい案件の詳細は、以下から確認できます。
案件例③：大手小売業におけるアプリケーション開発
AWSを使用したアプリケーション開発案件です。
案件の詳細は、以下の通りです。
| 案件単価（月） | 70～90万円 |
| 言語 | ・Webサーバサイド ・xx.js ・AWS |
| 必須スキル・経験 | ・AWSサービス：Lambda / S3 / CloudWatch / API Gateway / DynamoDB ・Reactアプリケーション開発経験 3年以上 ・Gitの利用経験 ・Terraformに関する知見 ・自分の担当を固定化せず、チームとして必要なタスクの実施を厭わないこと ・モブプログラミングに対する障壁がないこと |
| 歓迎するスキル・経験 | ・実践的なDevOpsに関する知見 ・DevOpsツール（Jira/Confluence/Miro）の利用経験 ・テックリード経験（5人以上のチーム） ・CI/CDパイプラインを利用した開発経験 ・Scrum Master 経験 |
| 稼動日数 | 週5日 |
| 就業時間 | – |
| リモート詳細 | フルリモート |
| 勤務地 | 東京都,港区 |
さらに詳しい案件の詳細は、以下から確認できます。
AWS案件は在宅・未経験・週1〜3日稼働でもできる？
これからフリーランスを目指す方や、AWSエンジニアを目指す方によくある疑問・不安が、「AWS案件は在宅でもできる？未経験者でもできる？週1〜3日稼働でもできる？」という点です。
以下では、AWS案件が在宅でもできるのか、未経験でもできるのか、週1〜3稼働でもできるのかを詳しく解説します。
AWS案件は在宅でもできる
AWS案件は、在宅でもできます。
実際にフォスターフリーランスで掲載中のAWS案件（公開求人）211件のうち、46件がフルリモート、73件が原則リモート、74件が一部リモートです。
| AWS案件 | 211件（非公開求人除く） |
| フルリモート | 46件 |
| 原則リモート | 73件 |
| 一部リモート | 74件 |
上記表からもわかるようにAWS案件は在宅可能案件も多く、働く場所にとらわれない柔軟な働き方を実現させやすい環境が整っています。
未経験者向けのAWS案件は少ない
未経験者が挑戦できるAWS案件は、少ないです。
そもそもプログラミングや、IT関連の案件では実務経験が重視される傾向があり、AWS案件も例外ではありません。
未経験から挑戦したい場合、一度就職して実務経験を積むか、小規模なプロジェクトや副業として経験を積んでいく方法が現実的です。
資格取得や小規模な案件を通じてスキルを証明することで、徐々に高単価な案件へ挑戦できるようになります。
週1〜3日稼働のAWS案件は少ない
週1〜3日稼働のAWS案件も少ない傾向があります。
AWSを活用したシステム運用や管理は、長期的かつ継続的な対応が求められることが多く、頻繁なメンテナンスや迅速なトラブル対応が必要になる場合もあります。
また、AWSの運用はプロジェクト全体の進行に関わる部分が多いため、安定した作業体制が重視されがちです。
AWS案件と単価に関するよくある質問
ここからは、AWS案件と単価に関するよくある質問を紹介します。
AWS案件の仕事内容は？
AWS案件の仕事内容は、クラウドインフラの設計・構築から運用・保守まで多岐にわたります。
具体的には、AWSの各種サービス（EC2、S3、Lambdaなど）を用いて、システムの構築、セキュリティ設定、データベースの管理、スケーラビリティの確保などを行います。
また、顧客のニーズに合わせた最適なクラウド環境を設計し、継続的な運用やトラブルシューティングを担当することも多く、AWSの幅広い知識が求められます。
AWS案件で単価を上げるには？
AWS案件で単価を上げるためには、スキルの向上と専門性の確立が重要です。
特に、高いスキルを持つエンジニアや、実績のあるエンジニアは高単価案件を受注しやすいです。
また、プロジェクト管理やセキュリティ分野での専門知識を持つことで、より責任のあるポジションを任され、単価アップにつながります。
AWS案件は未経験でも稼げる？
未経験でAWS案件で稼ぐことは難しいです。
そもそもIT関連の案件は実務経験が重視されるため、未経験者や初心者向けの案件は少ないうえに、単価が低めです。
まずはしっかりと知識・スキルを身につけ、徐々に単価の高い案件に挑戦していきましょう。
AWS案件は資格が必要？
AWS案件に資格は必須ではありません。
ただし、取得しておくと有利になる可能性があります。
人気のある資格には「AWS Certified Solutions Architect – Associate」や「AWS Certified DevOps Engineer」などがあり、これらを持っていると、知識の証明ができ、案件を受注しやすくなる可能性も高いです。
AWSエンジニアとインフラエンジニアの違いは？
AWSエンジニアとインフラエンジニアの違いは、扱う技術領域にあります。
AWSエンジニアはAWSを用いたクラウド環境の設計・構築・運用を担当し、クラウド特有の技術やサービスに精通しています。
一方、インフラエンジニアはオンプレミス（物理サーバー）やクラウドに関わらず、ネットワークやサーバー、データベースの管理を行います。
AWSエンジニアはクラウドに特化している点が大きな違いです。
AWS案件単価まとめ
AWS案件の単価は、経験やスキルレベル、案件の内容によって大きく変動します。
未経験者や初心者向けの案件では10〜20万円程度からスタートすることが一般的です。
一方で、1年〜3年の実務経験を持つエンジニアは30〜40万円、3年以上の経験者には50〜80万円前後の案件が増えます。
また、AWSに関する専門スキルやマネジメント経験があると、さらに高単価な案件を受注できる可能性が高まります。
今回の記事を参考に、高単価なAWS案件が獲得できるエンジニアを目指しましょう。
