プログラマー

フリーランスプログラマーの年収は?会社員・他職種との収入差を紹介

「フリーランスプログラマーとしての年収はどのくらいだろう?」
「フリーランスプログラマーで収入を増やすためにはどうすればいいの?」

このように、フリーランスプログラマーの年収について疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。特にこれからフリーランスを目指したい会社員の方は、「稼げるのか?」と疑問・不安に感じますよね。

結論、フリーランスプログラマーの年収相場は500万円〜700万円が相場です。

ただし、フリーランスプログラマーの平均年収はスキル・経験値・案件によっても大きく異なります。実際にフリーランスプログラマーで、年収1000万円〜年収2000万円以上稼ぐケースも少なくありません

Point
    フリーランスプログラマーの年収相場は500万円〜700万円が相場であるものの、スキル・経験値・案件によっては年収1000万円〜年収2000万円も目指せる

今回の記事では、「フリーランスプログラマーの年収相場」「年収を上げる方法」「高単価案件の獲得方法」を紹介します。

フリーランスプログラマーで年収を上げる具体的な方法が理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。

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プログラマーの年収相場【フリーランス・会社員別】

プログラマーの年収は、「フリーランス」または「会社員」かで異なります。

具体的な年収相場は、以下の通りです。

雇用形態年収相場
フリーランスプログラマー500万円〜700万円
会社員プログラマー417万円

下記では、それぞれの年収相場について詳しく解説します。

フリーランスプログラマーの年収相場は500万円〜700万円

フリーランスプログラマーの平均年収相場は、500万円〜700万円とされています。

単価に換算すると60万円〜80万円ほどです。

フリーランスプログラマー
平均年収500万円〜700万円
平均単価60万円〜80万円

あくまで相場であるため、上下はするものの、フリーランス協会の「フリーランス白書2023」によると、エンジニア・技術開発系職種では年収400万円以上と回答した人の割合は77%でした。(下記参照)

出典元:フリーランス協会フリーランス白書2023

そのため、フリーランスプログラマーとして活動されている方の7割以上は年収400万円を超えていることがわかります。

ただしフリーランスプログラマーの平均年収は、スキル・実績・扱う言語の需要によって大きく異なります

経験が浅いフリーランスや、需要が低い言語しか扱えない場合は案件が限られ、収入も不安定になりやすいです。

逆に需要がある言語かつ、スキルがあれば高単価の案件を獲得しやすいため、会社員プログラマーや、他の職種よりも年収は高くなる傾向があります。

会社員プログラマーの年収相場は417万円

求人特化型の検索エンジン「求人ボックス」によると、会社員プログラマーの平均年収は417万円となっています。

国税庁によると日本の平均年収は461万円となっているため、やや低い傾向があります。

平均年収
会社員プログラマー417万円
日本人全体461万円
参照元:
求人ボックス「プログラマーの仕事の年収・時給・給料
国税庁1年を通じて勤務した給与所得者
  

上記からもわかるように、会社員プログラマーはフリーランスプログラマーより低めです。

とはいえ、社会保険料を考慮すると会社員とフリーランスはあまり大差はないとも言えます。仮にフリーランスを目指すのであれば、社会保険料も考慮しつつ案件を獲得することが重要です。

なお会社員プログラマーの平均年収が日本の平均年収よりも低めである主な理由は、「平均年齢が低い」点だと考えられます。

厚生労働省によると、プログラマーの平均年齢は33.8歳であるものの、日本全体の給与所得者の平均年齢は46.7歳です。

平均年齢
プログラマー33.8歳
給与所得者(日本全体)46.7歳

日本の企業では年齢が上がるにつれて年収が上がる傾向があるため、日本全体の平均年収と比較すると年収が低めになっていると考えられます。

フリーランスプログラマーで年収2000万円は目指せる?

フリーランスプログラマーの場合、年収2000万円は目指せます

フリーランスは仕事量や案件は自由に選べるため、会社員よりも高年収を実現させやすい点が特徴的です。

また、大型案件や高度な技術が求められる案件では、さらに単価が上がる傾向があるため、年収2000万円も現実的な目標といえます。

フリーランスプログラマーで年収2000万円稼ぐ人の割合

先述したように、フリーランスプログラマーで年収2000万円稼ぐことは可能です。

実際にフリーランス協会「フリーランス白書2019」によると、IT・エンジニア系で年収2000万円以上稼いでいる人の割合は1.5%となっています。

フリーランス協会「フリーランス白書2019」

出典元:フリーランス協会フリーランス白書2019

さらに年収1000万円〜1200万円未満であれば5.1%、1200万円〜1500万円未満は1.0%、1500万円〜2000万円未満は3%もいるようです。

つまりフリーランスプログラマーで年収1000万円以上稼いでいる人の割合は、約11%もいるということです。

Point
    フリーランスプログラマーは高収入を目指しやすい職種なうえに、スキルや案件次第では年収2000万円も目指せる職種と言えます。
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フリーランスプログラマーで年収アップを目指すコツ

プログラマーが年収を上げるには、いくつかの方法があります。

特にフリーランスのプログラマーが平均年収を上げる方法としては、以下の5つがおすすめです。

下記で、それぞれの方法を詳しく解説します。

人気の高い・将来性の高いプログラミング言語を習得する

フリーランスプログラマーとして年収を上げるためには、人気の高い・将来性の高いプログラミング言語を習得することが重要です。

人気が高い・将来性の高いプログラミング言語は需要があるとも言えます。

つまり需要がない言語・将来性がないプログラミング言語よりも高単価案件が豊富な傾向があるのです。

なお日経XTECHの調査によると、「C/C++」「Python」「JavaScript」「SQL」などが、人気があるプログラミング言語となっています。(下記参照)

出典元:日経XTECHプログラミング言語人気ランキング2020、2位に「大躍進」したあの言語

人気の高い言語
  • C/C++
  • Python
  • JavaScript
  • SQLなど

またプログラミングスクールである「SAMURAI ENGINEER」の調査「現役エンジニアが将来性の高さを感じるプログラミング言語TOP5」では、「Python」「JavaScript」「Java」「C言語」「SQL」が選ばれていました。

1位Python
2位JavaScript
3位Java
4位C言語
5位SQL
参照元:SAMURAI ENGINEER「現役エンジニアが将来性の高さを感じるプログラミング言語TOP5」

これからフリーランスを目指す方や、フリーランスとして年収を上げたいプログラマーの方は2つの調査で上位に選ばれた「Python」「JavaScript」「C言語」「SQL」のどれかは習得しておいた方が良いと言えます。

【Pythonとは?】注目されるプログラミング言語の基本から活用事例までを詳細解説

クライアントワークスキルを磨く

フリーランスプログラマーとして年収を上げるためには、技術力だけでなくクライアントとワークスキルも重要です。

クライアントワークスキルとは
    クライアントとのコミュニケーションや関係構築を効果的に行う能力

クライアントワークスキルが身につけば、信頼が得られ、リピート案件や長期契約、単価アップに繋がりやすいからです。

具体的には、「依頼を正確に読み取るヒアリング能力」や「提案力」、「コミュニケーション能力」は最低限必要なクライアントワークスキルです。

クライアントワークスキルがないフリーランスに仕事を依頼してくれるクライアントは存在しません。たとえば、依頼した仕事とは全く違う成果物を出されたり、納期が遅れるときに事前に連絡がないフリーランスは案件をすぐに切られてしまいます。

そのため、フリーランスプログラマーとして年収を上げるためには、技術力だけでなくクライアントとワークスキルも身につけましょう。

チームを作る

フリーランスプログラマーとして年収を上げるためには、チームを作ることもおすすめです。

チームを作ることで、自分一人で抱えきれない量の案件にも対応できるようになり、報酬もアップするからです。

具体的には、案件をチームメンバーに割り振り、自分は営業活動やプロジェクト管理を行います。

たとえば自分が案件を獲得し、要件定義やクライアントとの交渉を担当しながら、実際のコーディング作業は他のメンバーに任せるのです。

時間がかかる作業をメンバーに任せることで自分の時間をより多くの新規案件の獲得やクライアントとの関係強化に費やすことができ、結果的に年収アップを実現させられるのです。

ただし一定以上のスキル・経験がない方は、まずは自分1人で活動しましょう。

高単価案件に絞って受注する

フリーランスプログラマーとして年収を上げるためには、高単価案件に絞って受注することもおすすめです。

高単価案件はスキル・経験が必要である一方で、報酬も高い傾向があります。

つまり高単価案件を選ぶことで、少ない案件数でも収入を大きく増やすことができ、効率的に年収アップを図れるのです。

また、高単価案件に絞ることで、低単価の案件に多くの時間を割かれることがなくなります。時間的余裕が得られるため、さらに高単価な案件にチャレンジしたり、自分のスキルを向上させるための学習時間を確保することも可能です。

結果的に、より高い報酬を狙える立ち位置に成長できるのです。

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年収アップを目指すフリーランスプログラマーの案件獲得方法

フリーランスプログラマーの案件獲得方法は、主に「クラウドソーシング」「直営業」「エージェント」があります。

それぞれの特徴は、以下の通りです。

案件獲得方法特徴おすすめな人
クラウドソーシング・初心者でも案件が取りやすい
・単価は低め
フリーランスになったばかりの人
直営業単価を自分で設定できることが多い・中〜上級者
・高単価案件を獲得したい人
エージェント・高単価案件が多い
・自分で営業をしなくて良い
・中〜上級者
・高単価案件を獲得したい人

それぞれの方法を下記で詳しく解説します。

クラウドソーシングサイトを活用する

クラウドソーシングサイトは、「仕事を発注したい企業と、仕事を受注したいフリーランス・副業ワーカーを結ぶマッチングプラットフォーム」です。

クラウドソーシングサイトとは
    仕事を発注したい企業と、仕事を受注したいフリーランス・副業ワーカーを結ぶマッチングプラットフォーム

プログラミングをはじめ、ライティング、動画編集など、様々な案件が掲載されています。

比較的挑戦しやすい難易度の案件が豊富ですが、単価は低めです。

ただしクライアントとのやり取りはサイト内で完結することが多いうえに、報酬が支払われないリスクがないため、特に初心者向けの案件獲得方法と言えます。

直営業を行う

年収を上げたい中〜上級のフリーランスプログラマーの方は、直営業もお勧めです。

直営業とは
    自分で企業やクライアントに直接アプローチして案件を獲得する方法

主にHPや、SNSから直接営業を行って案件獲得を狙います。

直営業のメリットは、自分で単価を決められることが多い点です。自分で単価が決められるため、クラウドソーシングサイトを介した案件よりも高単価の仕事を得られる可能性が高いです。

ただし、一定以上のスキル・経験があることが前提なうえに、案件を獲得するための提案力が必要な点に注意が必要です。

フリーランス向けのエージェントを活用する

年収を上げたい中〜上級のフリーランスプログラマーの方は、フリーランス向けのエージェントを活用することもお勧めです。

エージェントは、自分のスキルセットに合う案件を紹介してくれるサービスです。

エージェント
    自分のスキルセットに合う案件を紹介してくれるサービス

自分で営業活動を行わなくてもよいうえに、高単価案件も豊富なため、年収を上げたいフリーランスプログラマーに最適と言えます。

またエージェントでは、案件終了前後に新しい案件を紹介してもらえるため、収入を安定させることも可能です。

直営業よりも効率的かつ、安定的にフリーランスプログラマーとして活動できるため、検討してみましょう。

年収アップを目指すフリーランスプログラマーはフォスターフリーランスがおすすめ

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年収アップを目指すフリーランスプログラマーは、当サイトが運営する「フォスターフリーランス」がおすすめです。

フォスターフリーランスは、高報酬の直請け案件や非公開案件を5,000件以上掲載しているエージェントサービスです。実際に最高報酬は230万円と、高単価案件を豊富に掲載しています。

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フリーランスプログラマーと年収に関するよくある質問

ここからは、フリーランスプログラマーと年収に関するよくある質問を紹介します。

フリーランスプログラマーで年収2000万円は狙える?

フリーランスプログラマーで年収2000万円を狙うことは可能です。

実際に2021年のフリーランス白書によると、年収2,000万円を達成しているフリーランスエンジニアは全体の1,5%となっています。

年収2000万円を狙うためには、高度な専門知識や豊富な実務経験、高需要のプログラミングスキルが必要です。また、効率的な案件管理や高単価案件の獲得も重要な要素です。

フリーランスプログラマーで失敗する人の特徴は?

フリーランスプログラマーで失敗する人の特徴として多いのは、クライアントとのコミュニケーション不足や、自身のスキルセットに対する過信です。

たとえば、クライアントの要求を十分に理解せず、納品物が期待に沿わない場合、信用を失い、リピート案件を逃してしまいます。また、市場の需要に対応できないスキルのみに依存していると、案件の獲得が難しくなり、稼げなくなってしまうのです。

フリーランスプログラマーの案件獲得方法は?

フリーランスプログラマーの案件獲得方法は、主に「クラウドソーシングサイト」「直営業」「エージェント」などがあります。

年収アップを狙いたい場合、「エージェント」の利用がおすすめです。フリーランス向けエージェントを活用すれば、案件の紹介から契約手続きまでをサポートしてもらえるため、効率よく案件を確保できます。

フリーランスプログラマーで年収を上げるならエージェントを利用しよう

フリーランスプログラマーとして年収を上げるためには、高単価案件の受注や需要の高いスキルの習得が重要です。

案件を獲得する方法はいくつかありますが、特にフリーランス向けのエージェントを利用することがおすすめです。

エージェントを利用することで、適切な案件の紹介や契約サポートを受けられるため、営業活動にかかる時間を削減し、自分のスキル向上や本業に集中できます

また、エージェントは市場の動向を把握しているため、最適なタイミングでの案件紹介やキャリアプランの提案も行ってくれる点も魅力的です。

フリーランスプログラマーとして収入を安定させつつ、年収アップを目指すなら、エージェントの活用を検討してみましょう。

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